FC2ブログ

World in Flames 5th Edi. @1941

World in Flames 5th Edi.
 タイトル:World in Flames 5th Edition
 メーカー:Australian Design Group
 出版年:1993年
 デザイナー:Greg Pinder
         Harry Rowland
 クラス:戦略級
 テーマ:第2次世界大戦の欧州及び太平
      洋両領域の戦略級ゲーム

2009年5月3日から5月6日まで、滋賀合宿でWorld in Flames 5th Editionのレーベンスラウムシナリオをプレイしました。
このシナリオは1941年5,6月から始まり、開始早々バルバロッサ作戦から始まります。
当初は真珠湾から始まる(こともある)Waking Giantでプレイすることも考えたのですが、やはり第2次世界大戦のメインイベントといえる独ソ戦の開始を見れないのは寂しいかなということになりました。これより早く始まるシナリオだと、合宿の期間内では良いところまで行けないでしょうしね。

参加者したのは以下のとおりでした。
ドイツ:AMIさん
日本、イタリア:TraJanさん
英、米、中国:YEN
ソ連:みねさん

1941年5,6月、作戦が開始され、ドイツの灰色の兵団がロシアの奥地に続々と進入していきます。これに対して、米国の世論は何の反応も示しませんでした。
ドイツ軍はソ連の6個軍団を撃滅して前進を開始し、北アフリカでもトブルクを陥落させて、快調なスタートです。
その後もドイツの攻撃は続き、ソ連軍は被害を出し続けますが、1/6の確立でしか出ない、第6インパルスでアクションインパルスが終了してしまい、ソ連はミンスク工場の撤退に成功します。仮に終了していなければ、ほぼ確実にミンスクは陥落したと思われ、枢軸軍に取っては非常に不運でした。
なお、太平洋では日中戦争が継続してますが、限定戦争のため日本軍の攻撃回数は1回に限られ、比較的穏やかなものでした。

7,8月に入ってもドイツは攻勢を続け、南方で大きく前進してキエフに迫りますが、これの攻略に失敗し、再びキエフの工場の撤退を許してしまいます。
苦戦しているアフリカ戦線を支援するため、英国軍は空母4隻を含む有力な地中海艦隊を中部地中海に派遣しますが、何故か性能に劣るイタリア戦闘機が大活躍し、戦艦2ユニット撃沈、空母1ユニット損傷という大損害を受けてしまいます。
英国海軍が撤退したため、一時的に地中海の制海権をイタリア軍が握り、イタリア軍がアフリカに増援を送り込みました。

WF@19419,10月、ドイツ軍はキエフを陥落させ、更にドニエプルペトロフスクに迫りますが、これの攻略に失敗し、ここにあった工場は三度疎開して行きました。
中国戦線では、限定戦争下における航空支援を使い切っていた日本軍に対し、中共軍が反撃に出ますが、危機感を抱いた日本軍は全面戦争を宣言し、航空支援を行います。それでも戦闘比は2:1でしたが、1の目が出たため、中共軍の攻撃は頓挫します。

PF@194111,12月は史実では真珠湾攻撃の時期ですが、日本軍は中国戦線にどっぷりはまっていて、太平洋方面では動きがありません。
全面戦争となった中国戦線では、日本軍の大攻勢が始まり、中国軍はかなり厳しい状態になってきました。
このターンは泥濘となりましたが、移動が難しくなるので、むしろ独軍に取っては雪が降った方が良かったのかもしれません。

悪天候になると、アクションインパルスの進行が早いせいもあり、東部戦線では余り変化がなく終了します。

World in Flames 5th EditionではFinal Editionとは異なり、独ソ戦開始時におけるソ連軍がかなり頑強に抵抗することが出来ます。
それでも、大抵の場合、序盤に独軍はソ連の工場を2つ程度は占領できることが多いようです。
今回は1941年5,6月にわずか6インパルスで終了してしまったのが大きく、疎開可能なソ連の工場は全て疎開しました。攻勢チットを用いて、終了チェックを振り直すのも考えられるところですが、このシナリオ開始時、独軍には攻勢チットが1枚しか用意されておらず、切り札を序盤に使うのが躊躇われたため、使用しなかったようです。

地中海方面での、イタリア軍の健闘は、戦力的にはかなり英国海軍の方が優勢であったため、正直意外でした。というか、この後も賽の目がふるわず、英国海軍は苦戦することになりました。σ(^_^;)
ただ、英国海軍の撤退に乗じて、イタリア軍がアフリカに増援を送り込んだのは、アフリカは補給の維持が難しく、死地に兵を送り込むようなものではないかという印象を受けました。
結果的には、英国陸軍も賽の目がふるわず、かなりの時間稼ぎになったのですが…。

米国は参戦状況のチットがが思わしくなく、以前のプレイでTJさんが米国を出来るだけ刺激せず、参戦を遅らせようとするということが予測されていたので、軍需の生産を相当に抑制して、参戦状況を挙げる努力をしていました。
このゲームの米国の参戦条件は面白くて、「早く参戦したい米国が、日本に圧力をかけて日本を戦争しなければ行けない状況に追い込む」という史観になっています。
日本人では割とそういう史観の人も多いですが、米国人の一般的な史観は「日本軍にパールハーバーで突然騙し討ちにあった」というものでしょうから、なかなか面白いものになっています。

中国戦線では、中国軍が苦戦に陥っていましたが、日本軍を中国戦線の奥地に引き込むことが出来たため、この時点では悪くない展開だと思っていました。
日本が米国との開戦を遅らせて、その間中国軍を撃退して大陸の圧力を弱め、中国から資源を奪取するというのは、あり得る選択肢だと思います。
ただ、対米戦争への防備の備えを殆どしていないのは、若干問題があると思いました。

コメント

コメントの投稿