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坂の上の雲 第8回 日露開戦

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坂の上の雲 第2部の第3回「日露開戦」。
ついに、坂の上の雲のメインテーマである日露戦争の幕開けです。

日露開戦の経緯については詳しくないのですが、作中では外交交渉でロシア皇帝ニコライ二世が対日譲歩案を示すも、極東総督アレクセーエフが皇帝の電報を握りつぶし、日本に伝えなかったため、日本は満州のみならず朝鮮の権益に干渉するというロシアの外交姿勢に変化がないと誤解して、対露開戦を決意するという経緯になっていました。
これが事実ならば、ロシア側に大きな問題があるといえど、開戦の決定過程に問題があることになりますが、どうなのでしょう。

明治天皇にせよ、ニコライ二世にせよ、開戦に対しては慎重な姿勢を示していたのが印象的でした。
特にニコライ二世については、家族思いの人物として好意的に描写されています。
ここらへんの主観的な部分については、司馬史観ということになるのでしょう。
第1次対戦開始直前をテーマにした、Pax Britannica(VG)というゲームによれば、日露戦争開始前の日露双方の状況は、日本軍が陸軍・海軍ともに10戦力、ロシア軍が陸軍40戦力(ただし、うち30戦力はヨーロッパに拘束され実質10戦力)、海軍12戦力(ただし、全てバルト海配備)となっていたと思います。(現物を探すのが面倒なので記憶モードなのですが。)
このゲームの日本の評価は若干過大評価気味ではありますが、アジアにおける戦力バランスは、少なくとも戦争開始時には拮抗している状況であったと思います。
加えて、史実のとおり英国とゲーム上の攻守同盟ではないのせよ、支援が期待できる状態ならば、ロシアのアジアに対する唯一の足がかりである朝鮮半島を巡って日露が対決し、日本が対決を決意するのは、あり得る決断だと思います。

とはいえ、現実の政略においては、(実質的にはともかく)ロシア陸軍の4分の3がヨーロッパに拘束される、などという決まりは無いわけで、日本が大国ロシアとの戦争に対して、非常な危機感を抱いていたというのは、政治指導者として現実的な判断であったと思います。
それに対し、少なくとも劇中では、マスコミが根拠のない勇ましい開戦論を煽って、国民を戦争支持に向かわせていたということになっていました。事実かどうかは分かりませんが、日中戦争や太平洋戦争で見られる批判的精神の欠如は、この時代から既に始まっていたのかもしれないと感じさせました。

コメント

No title

アレクセーエフが通告を送らせる的な話は原作の開戦のくだりにはながった気がするんですが、日本はもっとねばり強く交渉すべきだったという主張なんでしょうかw
それはともかく、この回はロマノフ家の王女さま方がかわいかった。

No title

どうでしょう。
坂の上の雲も再読しようかと思っています。父が持っている筈だったのですが、発掘不可能なので、図書館で借りよっ。
王女様かわいすぐる(´∀`*)

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